足の裏のほくろ
ほくろと癌（メラノーマ）
メラノーマという言葉を聞いたことはありますか？ テレビなどでも取り上げられることがあり知っている人もいると思いますが、このメラノーマは「ほくろ癌」と呼ばれることもあります。 メラノーマがほくろに似ていることから、そのように言われています。 ほくろ取りをするときに、初めてほくろをまじまじと見て、なんだか普通のほくろと少し異なるなと気がつくではないでしょうか。 しかしその時では、時すでに遅しで取り返しのつかない状況になっているかもしれないですね。 そうならないようにするためにも、メラノーマについて少し勉強しておきましょう。 メラノーマは皮膚ガンの1つで、急速進行性のとても危険なガンです。 メラノーマには悪性黒子型、末端黒子型、結節型、表在拡大型の4種類あります。 日本でよく見られるのが末端黒子型です。 これは、足の裏や手の平などにできるみたいです。 欧米で一番多いのは悪性黒子型です。 よく体に変なほくろがあるので、メラノーマではないかと心配している人が多いようですが、この皮膚病は白人に多く見られて、日本人のような黄色人種には、あまり見られる病気ではないようです。 特に際立った状態で見られているのが、アメリカやオーストラリアで、1990年には、アメリカでは35000件もメラノーマが確認された。 日本人のメラノーマの発生確率は、10万人に1.5～2人と言われているんですね。 国際医学情報センターの調査報告によるとメラノーマが発症する危険性が高いのは、白人で、20歳以上で、青い瞳で、髪は赤か金で、そばかすが多い人などがあげられているそうです。 日本人は、これらの条件にはほとんどあてはまらないので、今はそれほど発症していません。 しかしたとえ日本人でも家族にメラノーマ患者がいたり、日焼けサロンに通っていたり、紫外線をたっぷり浴びるような状況にいたりする人は、発症する危険性が高いそうです。 ほくろ取りをする前に、これはもしかしてガンかも？と一度は不安になったことがある人もいるでしょうが、日本人にはそう滅多に発症するものではないようです。 万が一の場合もありますが、過度な不安や心配をもつことはやめて、はじめに落ち着いて焦る気持ちを沈めた方がよさそうですね。 そして安心してリラックスした状態に戻ってから、自分のほくろをよーく見て、あるいは病院で診察してもらって、確実にほくろとわかってから、ほくろ取りにトライすると良いかもしれないですね。
足の裏のほくろと癌について
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